2020年 01月 20日
《コラム》源泉控除対象配偶者と同一生計配偶者 |
NEW!2020-01-20 06:27:23テーマ:ブログ 大阪の税理士事務所 福永会計事務所介護事業に特化!法人税申告・決算をサポート!福永会計事務所 記帳代行980円から! 大阪経理・記帳代行センター 大阪介護事業サポートセンター 介護事業所の設立から介護経営サポートまで! 《コラム》 《コラム》源泉控除対象配偶者と同一生計配偶者 ◆扶養控除等申告書を良く見てみると 年末調整の時期に配られる「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」は、会社が来年の源泉徴収をいくらにするのかを決めるための用紙です。 この中に、「源泉控除対象配偶者」「同一生計配偶者」と、あまり聞きなれない単語が出てきます。1つずつ見てみましょう。 ◆源泉控除対象配偶者とは 源泉控除対象配偶者は、その名の通り「源泉控除されるべき配偶者」です。控除を受ける本人の令和2年中の所得の見積額が900万円以下であること、配偶者の令和2年中の所得の見積額が48万円以下で、配偶者控除が適用になるか、見積額が95万円以下で、配偶者特別控除額が最高額である人が対象です。 この説明で、経理のご担当者様などは「あれっ?」と思ったかもしれません。令和元年までであれば配偶者控除の場合は所得の見積額は38万円以下、配偶者特別控除が最高額である人の所得の見積額は85万円というのがボーダーラインでしたが、令和2年からの税制では、基礎控除が基本的には10万円上がり、給与所得控除が基本的には10万円下がるため、配偶者控除等の判定に利用する「所得額」も10万円引き上げて考えるようになりました。 ◆同一生計配偶者とは 同一生計配偶者は、控除を受ける本人の所得は問わず、配偶者の令和2年の所得の見積額が48万円以下の人です。 本人の所得が多く、配偶者控除が受けられない場合、「源泉控除対象配偶者」のカウントには入らないのですが、所得の少ない配偶者分の障害者控除は受けるため、この区分が必要となります。 ◆忍び寄る令和2年の恐怖? 先に触れたように、令和2年から基礎控除や給与所得控除・年金所得控除の改正が適用されます。所得が2,400万円を超えると基礎控除は減ってゆきますし、給与収入は850万円を超えると基礎控除の上昇を加味しても、令和元年の水準より下がります。また所得の種類や「子育て・介護」等の条件付けによって額面が変動するようになるため、来年の年末調整の用紙はもう1枚追加となるようです。ややこしいですね。 大阪の税理士事務所 福永会計事務所 介護事業に特化!法人税申告・決算をサポート!福永会計事務所記帳代行980円から! 大阪経理・記帳代行センター 大阪介護事業サポートセンター 介護事業所の設立から介護経営サポートまで! 補助金・融資にも完全対応!各種許可申請対応! 提携:福永会計事務所 会社設立専門チーム・会社設立の手数料1,000円のみ! 顧問契約は不要! 運営: --------------------- 福 永 会 計 事 務 所 --------------------- 「大阪 法人税申告」で検索!中小企業庁認定 経営革新等支援機関 電話:06-6390-2031
by fukunagaoffice
| 2020-01-20 20:57